スマホのながら運転が厳罰化に!車載ホルダーやハンズフリーはNG?警察署に問い合わせてみた!
12月1日から運転中のスマホの使用が厳罰化になりました。
警察庁の統計によれば、
2018年のスマートフォンや携帯電話の操作などが原因で発生した人身事故は2790件!
警察庁HPより引用
すごい数です、、。
スマホなどを見て運転していたことが原因で事故にあったり、その事故が原因で最愛の家族をなくした人もいます。
お互いに加害者、そして被害者にならないためにも必要な措置ともいえそうですね。
そこでこのページでは、以下の疑問について解説します。
- 具体的に厳罰化された罰則はどのようなものか?
- どんな場面、状況でのスマホの使用が罰則の対象になるのか?
目次
12月よる強化される罰則の内容とは?
日本経済新聞によると、改正前と比較して反則金が3倍になりました。
日本経済新聞より引用
携帯の「使用保持」とは?
上記の表にある「保持」とはどういうことでしょうか?

「保持」とは、スマホなどを手に持っている状態で運転することです。
たとえば運転中にスマホで音楽の操作などをしていたり、ナビの設定をするために手に持っていたりする場合は、罰則の対象になります。
また操作していなくても、手に持って運転しているだけで捕まった人も実際にいるようです。
どんな場面、状況でのスマホの使用が罰則の対象になるのか?
では、どんな場面、状況でのスマホの使用が罰則の対象になるのでしょうか?
ここでは、以下の4つの状況について解説します。
- スマホを車載ホルダーに固定している
- ハンズフリー電話はどうなのか?
- 赤信号中のスマホの使用はどうなのか?
- カーナビでテレビを見ていいか?
スマホを車載ホルダーに固定している
こちらに関して警察署に電話して実際に問い合わせたところ次のような回答が得られました。
保持(手に持って操作している)というわけではないので、罰則の対象にはなりません。

ただし、カーナビなどでも2秒以上注視していると罰則の対象になりますので、手に持っていなくても罰則の対象になる可能性もあります。
そう考えると運転中はまず操作をしていたらアウトになりそうです。僕はリスクが高すぎると思ったので使用していません。
先日、実際にスマホホルダーにスマホをセットして赤信号で停まっていたところ、向かいの信号に白バイが!!
「あ、これやばいかな、、(汗)」そう思って、目の前を通り過ぎましたがなんともありませんでした!
ユーチューブでもスマホスタンドで撮影してる人もいるので、走行中に操作しなければ大丈夫です!
ハンズフリー電話はどうなのか?
こちらに関しても話を聞いてみました。
先ほどと同じく、
「手に持っているわけではないので罰則の対象ではない」
とのことでした。ただ、運転に集中できない危険性もあるので、電話するなら停車したほうが無難です。
そのほうが気持ち的にも安心ですよね。
赤信号中のスマホの使用はどうなのか?
こちらは気になる方は多いのではないでしょうか?
運転中に保持(手に持って操作)することは禁止ですが、停車中に使用している分には罰則の対象にはなりません。
道路交通法71条5の5
「自動車等が停止しているときを除き」
とあります。
なので赤信号で停止しているときに使うのは大丈夫です。
しかし、スマホを使用していて信号が青になったことに気づかずに発進が遅れたり、少しでも車を走らせながらスマホを見たりしていると、罰則の対象になる可能性があるそうです。
なので信号待ちでもできれば使わないほうが安心です。
カーナビでテレビを見てもいいか?
音楽を聴いたり、テレビの音声を聞くのは問題ありませんが、カーナビやテレビ画面を2秒以上見続けることは罰則の対象になります。
罰則にならないためだけでなく、なにより自分の命や周りの人たちの命を守ることにもつながる大切なことです。
今回の規則を遵守して、スマホは必ず駐車場などに停車して操作するようにしましょう。
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